ホンダ ME250 ドリーム


昭和32年式というかなり貴重なドリーム号です。現在レストア中。

20年以上前(=2009年現在)、谷本自動車に来た当時の写真です。(既にハンドルを取付け、燃料タンクは塗装済)
転倒した形跡があり、燃料タンクはボコボコ、ハンドル・サイドカバー等は欠損している状態でした。

燃料タンクは、元々転倒した形跡があり、ボコボコでした。
ですが、タンク裏を切り開いてハンマーで板金し、この状態にまで仕上げました。
エンブレム取り付け部も破損していたので、修復しています。

トサカもブラストをして復活しました。
右画像のサイドカバーは、元々欠損していました。しかし、無いのでは格好になりません。

欠損しているものを一から作り上げるというのは大変難しい作業です。
雑誌に載っていた小さな画像から型をコピーして、鉄板を切り出し、あとは板金の技術だけでここまで仕上げました。
鉄板一枚からこのような物を作るのは技術の見せ所です。

エンジンカバーは、旋盤とフライス盤でアルミから削り出しました。詳しくはコチラ

キャブのキャップも製作しました。詳しくはコチラ

ハブやエンジン等は、全てサンドブラスト研磨をしています。詳しくはコチラ

現在、レストア作業はここまでです。